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1月末から3月にかけ、雪の晴れ間を見てりんご園では、
今年のりんご栽培の最初の仕事となる。無駄に伸びた枝や、
雪の重みで折れた枝などを切り取る、剪定作業が行われます。
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雪解けが来て、りんご園の黒土が姿を現す4月中旬頃に、基になる
肥料を6割散布し、6月の末までに数回にわたって、残りの肥料を散布します。
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春の掘り起こしから夏までの間、草刈りと掘り起こしは随時行われます。
これは、りんごの根に酸素を送ってやる作業で、年4〜6回、肥料の散布と
共に、園地の中起こしが行われます。
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病害虫からりんごを守るために、雪解けと共に薬剤散布が行われます。
りんごの薬剤は収穫の時まで雨で流されてしまいますから安全です。
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開花したりんごの花が確実に結実するように授粉させる作業ですが、
非常に手間がかかる作業で、多数の人手がいります。最近はマメコバチの
利用による省力化が普及しています。
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たくさん実ったりんごの中から、発育の悪いものを選んで実を摘み取り、
残した実の発育や着色の向上を図ります。
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果実に十分に日光が当たるように果実の周りの葉を摘み取り、
果実を回して色づきをよくします。
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収穫の時期が来ますと、一個一個のりんごに傷をつけないように、
ツルを切らないように慎重に摘み取られ、りんご園の片隅に集められ
選別されます。
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