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The 32th East Japan Regional Conference of Japan Association for International Health

更新日:H29.05.25


                                                            

        地域住民の皆様へDEAR local communities

 本会は、学会会員、非会員を問わず参加可能ですが、地域住民の皆様が気軽にご参加いただけるように、市民公開講座を企画しました。市民公開講座のみのご参加は無料です。事前の申し込みは不要です。当日、会場受付にてご記名の上、ご入場ください。
 市民公開講座の他のプログラムのご参加も希望される方は「参加者の皆様へ」をご覧ください。


市民公開講座テーマ


「グローバルヘルスにおける高齢化と日本の国際協力」
日 時: 2017年6月10日(土) 
場 所: 一関文化センター 2階 中ホール 14:30−16:00

企画趣旨


 地方で生活する私たちにとって、国際保健や国際協力は、遠い別の世界の話題でしょうか?
 人口の高齢化について考えてみましょう。
 日本は、高齢化が急激に進行し、人口の30%以上が高齢者になった最初の国です。今も、高齢化がもたらす変化に対応するための社会の能力を強化する試みを継続しています。世界に目をむけてみましょう。高齢化は世界中のあらゆる地域で進行しています。2050年には世界の人口の5人に1人は60歳以上になると推計されていますが、特に高齢化の進行速度が早いのは開発途上国です。国際社会は、人口の高齢化は21世紀の最も重要な現象のひとつと考え、高齢化がもたらす課題にどのようにとりくむかを模索しています。高齢化は、世界各地の経験と知恵を共有し、ともに学びあうことが求められているテーマともいえるでしょう。
 日本の地域の地道な経験が、国際保健の発展に貢献できる可能性があります。学会関係者のみならず、地域の医療福祉関係者や一般住民の皆様にも、このテーマに関心をもっていただくために、日本国際保健医療学会東日本地方会では、「グローバルヘルスにおける高齢化と日本の国際協力」のテーマで市民公開講座を企画しました。この分野における日本の国際協力の経験について、3名の方から、それぞれ話題提供をいただき、最後の全体討論では、地方からの日本の国際保健協力についても、演者および地域の皆様と一緒に考えたいと思います。
 特に、学生の皆さんの参加をお待ちしています。若い世代の方々が関心をもってくださり、将来、地域医療、国際保健、国際協力の分野に進まれるきっかけになると嬉しいです。

演 者

演者1:石井澄江(公益財団法人ジョイセフ)
「アジアの高齢化とNGOの挑戦」
演者2:中村信太郎(国際協力機構 国際協力専門員 社会保障担当)
「少子高齢社会の保健医療分野における日本の国際協力の経験とこれから」
演者3:杉下智彦(東京女子医科大学国際環境・熱帯医学講座)
「SDGs時代の社会変革:高齢化をキーワードに」

日本国際保健医療学会 について知りたい方は学会サイトをご覧ください。

 お問い合わせ


 東日本地方会事務局
 一関市国民健康保険藤沢病院

 〒029-3405
 岩手県一関市藤沢町藤沢字町裏52番地2
 TEL 0191-63-5211
 FAX 0191-63-5484
 E-mail:fmh@echna.ne.jp

◆学会ポスターはこちらから。