5th stage

最終日のスタート。この日は朝から雨でした。どうやら、この先、とんでもないディープマディが待っているようです。
ああっ、これで夢のようなラリーも終わっちゃうのかぁ・・・。

ほれ、この通り。CGでは分かりにくいんですがふかーいワダチができていてまっすぐ進めません。ハンドルを取られながら、ヨチヨチ進んでいきます。これでも序の口。

山頂付近はふかーい霧に囲まれたマディ地獄でした。結構、前のほうであるにもかかわらず、このぬかるみよう。後続はさらに激しかったことでしょう。みんなでレッキして、新たに道を開拓して進みます。これが当たり前。既にある道は走ってはいけないんです。

ああっ、何も見えない!おまけにこのマディ。転倒するたびにバイクの引き起こしで体力を消耗していきます。これほど、走るのをツライと思ったことはありません。「なんで、オレってこんなことをしているんだろう・・・。」

水溜りじゃありません。泥沼です。ロシアンライダーは体重があるのでトラクションが良いので、こんなところも突っ込みます。が、さすがに泥が深すぎて水没(?)してしまったようです。ついでに昼食を取っていました。うーん、余裕あるなぁ。

「花咲く林道からは日本海が望める絶好のロケーション」って触込みのコースなのですが、雨が降ればこのありさまです。たしかに、ちいさな黄色や紫の花が霧の中で幻想的な風景を造っていたのですが・・。

4輪はウインチ必須です!ワダチはワダチというレベルをとうに超えています。あれは「溝」といいます。だって、ホイールが半分隠れるくらい・ステップが擦るくらい深いんですよ!

幾多の困難(この日もミスコースした)を切り抜けてゴール!1つのおおきなことをやり遂げて感無量!楽しかった。この感動を皆さんも味わいませんか?こんなゴールデンウイークの過ごし方もあるんです。
これで、オレの男前も数段アップしたこと間違い無し。

戦い終わって、ナホトカのターミナルでフェアウエルパーティーが開かれました。皆さんご苦労様。ロシアの小中学生くらいの女の子達がセクシーダンスを披露してくれました。ちなみに、ロシア人の女の子はこの位の年頃が一番おいしい時期だそうです。(何が?)

いろいろな年代の女の子がダンスを披露してくれます。食い物そっちのけで鑑賞。みんな顔が緩みっぱなしです・・。股間の毒蛇が暴れ出している奴もいるに違いない。おまけにこのあと撮影会を開いている人もいたし。

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