2nd STAGE

2日目のスタートです。昨日のタイムアウトがこたえて、不安でいっぱい。おまけに睡眠時間も少なかったので眠かったです。

CPの様子です。カードのチェックやタイムコントロールが行われます。オフィシャルの方々は海外ラリー経験者など強者揃い。しかも、RRはボランティアでの参加で、無報酬だそうです。本当にご苦労様です。

CPでロシアンライダーがフロントフォークのオイル漏れを修理していました。所要時間わずか15分!そーいや、タイヤ交換は工具をほとんど使わず、指でビートをめくるそうです。パワフル&生活の技ですね。

これがラリー中お世話になった給油車です。CGではわかりにくいですが、ドアに「(株)内田燃料店」と書いてあります。他にも「郵パック」とか、「○○建設」など日本語の書いた車が多いです。

トライアル国際A級、小林氏の絶技!ウイリーしたまま円を描いていました。ロシアではまだトライアルが普及していないため、珍しそうに見ており、小林氏は完璧にロシア人の心を捉えていました。

これが噂の6輪駆動車「カマズ」。川が増水しているということで急遽出動!こんなものがあるなんて、ロシアってワイルドですねぇ。

みよ!こーやって渡ります。この川は雪解けでかなり増水しており、水深・幅がかなりあります。このあともこのような川が続くということで、この川以降のステージはキャンセルとなり、ここから引き返すことになりました。ちなみに、数名のロシアンライダー&東福寺氏・川崎氏はマジで渡りました。さすが!

ちゅーことでハイ1枚。こういうときじゃないと写真を撮る暇がありません。とにかくキリキリ走らないと日没になってしまいますので。日没はだいたい9時頃で、急に気温が下がります。

白樺林の中、いたってフラットなダートが続きます。さっきの川からCPまでは30km以上あるのに、あっという間。それだけアクセルがワイドオープンってことですね。

この程度の川渡りなら楽勝です。ロシアでは道の中を川が横切っているのが当たり前。日本のように橋なんてありません。ラリー中、川渡りは一体何本あったことか・・・。最初はおっかなびっくりだったのに、慣れてくると面白いものです。

牛。しかし辺りに飼い主の姿は見当たらず。もしかして完璧に放し飼いになっていて、自由に行き来しているのかも。目の前に迫ってくると焦りますが、特に害は無いようです。

帰り道に寄ったバザーです。小さな店が数件連なっており、いろいろな食べ物が売っていました。菓子パン1個4ルーブル、ウオッカ1本30ルーブル(1ルーブル≒5円)で、総じて物価は安いです。夜になるとこの店の周りにおねーちゃん達が集まってきました・・・。

道端にあるミグのオブジェ。なかなか壮観なものがあります。ラリー中、コース脇に戦車の砲台もあったようです(オレは走りに夢中になっていて気が付かなかったけど)。

これが村の様子です。なんとも寂しい感じがします。ロシアという大国のイメージからは想像できないほど、小さく粗末な造りの家ばかりです。アメリカ的大きな家なんて見当たりませんでした。これが今のロシアの現状です。

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