もりおか生物科学の集い 2000年度
第62回
日時:2000年5月27日(土) 14:00 - 16:00
場所:盛岡市上田公民館第一集会室
眼で見えるサイエンス シリーズ
話題:「動画でみるゼブラフィッシュの血管アトラス」
レジメ
磯貝 純夫 (岩手医科大学医学部)
近年、特に遺伝子解析を目的とした研究で、脊椎動物のモデルとして
大変広く使用されておりますゼブラフィッシュですが、、基本的な解剖
学的・発生学的データがあまりありません。磯貝博士は特にからだが作
られる孵化直後の時期に、全身の血管系がどのように発達してくるかを
研究しています。今回は、共焦点レーザー顕微鏡、走査電子顕微鏡を駆
使して得られた、 3次元データに基づき、動画なども使いながらわかり
やすく解説していただきました。
ワンポイントレクチャー:「ゼブラフィッシュ関連の研究数の増加」
遠山 稿二郎 (岩手医科大学医学部)
第63回
日時:2000年7月1日(土) 14:00 - 16:30
場所:盛岡市上田公民館視聴覚室
テーマ:緑を科学するシリーズ
話題1:「発熱植物のはなし
−ザゼンソウの熱産生機構について−」
レジメ
伊藤 菊一 (岩手大学農学部・寒冷バイオシステム研究センター)
話題2:「植物の光合成能力向上をめざして
−クラミドモナスの低光呼吸突然変異株−」
レジメ
鈴木 健策 (東北農試・地域基盤研究部)
第64回
日時:2000年9月2日(土) 14:00 - 16:00
場所:盛岡市上田公民館第一集会室
テーマ:命を科学するシリーズ(2)
話題:「四肢の発生と再生」
レジメ
井出 宏之 (東北大学大学院理学研究科生物学教室)
第65回
日時:2000年11月25日(土) 14:00 - 16:30
場所:盛岡市上田公民館第一集会室
テーマ:細胞を考えるシリーズ(1) シャペロンて何?
話題1:「ウイルス膜タンパク質生合成に関与する小胞体分子シャペロンの作用機構」
レジメ
山下 哲郎 (岩手大学農学部)
話題2:「超高熱菌の生物学とそのタンパク質折り畳みに係わる因子」
レジメ(準備中)
丸山 正 (海洋バイオテクノロジー研究所釜石研究所)
第66回
日時:2001年1月13日(土) 13:00 - 17:00
場所:岩手大学工学部一祐会館大会議室(盛岡市上田)
シンポジウム: −岩手の自然史情報を考える−
「いわて地元学−誰がデータを集め・整理・保存するのか?」
話題1:「県内のツキノワグマの地理的変異調査から」
天野 雅男(東京大学海洋研究所大槌臨海研究センター)
話題2:「火山灰から読みとる岩手山の噴火史」
土井 宣夫(地熱エンジニアリング株式会社)
基調報告:「いわて地元学センターと岩手の自然史系博物館」
遠山 稿二郎(もりおか生物科学の集い幹事会代表)
その後、自由討論
私たちは、昨年夏、岩手県知事あてに、
「自然史系博物館(シンクタンク)創設に関する要望書」
を提出しました。これに対し、県からの回答は、
”今後の県立博物館のあり方については、自然史部門の充実も含め、
「いわて地元学センター」機能の整備などのリニューアルを検討し
ています。”
というものでした。これは、自然史系の充実を要望したことに対し
て、「いわて地元学センター」が、これを解決する、と受けとれる
ものです。このシンポジウムでは、岩手の自然史を取り巻く現状を、
実際に自然と対峙してこられた方々の目を通して明らかにし、県が
計画している「いわて地元学センター」構想について、特に自然史
を考える立場で、市民サイドからの評価を行った企画です。
第67回
日時:2001年3月10日(土) 14:00 - 16:00
場所:盛岡市上田公民館視聴覚室
テーマ: −細胞のシリーズ13−
話題:「脳の脇役:グリア細胞の形と働きを考える」
レジメ
遠山 稿二郎(岩手医科大学医学部)
最近は、神経の働き・病気に強い関心が寄せられています。
ここ10年、「神経科学」という言葉が一般化し、多様なアプローチで
脳・脊髄など神経系の働きや病気についての研究が盛んに行われるよ
うになりました。日本を始め、経済発展国では、老齢化がますます進
み、これに伴って、老化に伴う神経病に大きな注目が集まったことも
大きな要因です。
今回の話題は、神経細胞の機能に欠かせない、神経細胞の周りに存
在する脇役細胞であるグリア細胞の働きについてです。
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