The 40th Wine Forum

オテル・ド・ヤマダ

平成13年7月15日(日)7:30〜

  1. 1990 Don Perinigon
  2. 1993 Gevrery Chambertin Aut Combottes Hubert Lignier
  3. 1993 Charm Chambertin Hubert Lignier
  4. 1994 Meursault Charm Comtes Lafon.
  5. 1975 Ch. D'Issan
  6. 1978 Ch. D'Issan
  7. 1971 Ch. Margaux
  8. 1979 Ch. Margaux
  9. 1980 Ch. Margaux(Magnum)
  10. 1983 Ch. Margaux
  11. 1990 Ch. Margaux
  12. 1983 Pavillon Blancs du Margaux.

追加 Item.

  • NV Bruno Paillard (Magnum)
  • 1989 Ch. Margaux (Magnum)
  • 1980 Ch. Cheval Blancs
  • 1953 Clos de Vougeot Remoissenet Pere & Fils


 平成4年に初めて自室のリビングで ワイン会を開催してから、 40回を数えることとなった。過去の習慣通り10回ごとの 節目の会には、特に思い入れのあるワインや、豪華なラインアップが並ぶ。 今回はワインリストをみての通り、6ヴィンテージのCh.Margaux(追加item 佐藤先生のおみやげも含む)がメインを飾った。レギュラー換算 (750ml)で19本のファイン・ワインが並び、またたくまに、 そしてむさぼるように13名の会員が飲み干していった。


Ch. Margaux '71 '79 '80(m) '83 '89(m) '90
 '71 のみジネステ社所有の時代のMargauxで、それ以外は メンツェロプーロス所有の時代のMargauxである。  '71 は ワインという一つの飲み物としてみた場合、 極めてバランスがとれており、 また、よく熟成した Cheval Blancs で見うけられる様に、大変エキゾチックな、アジア系のスパイス、 白檀、ミント、マッシュルームなどのブケがふんだんに楽しめる。  ワインの質から考えると、'79 '83 '89 '90 は申し分なく、特に '83 は、その中で一番のクラシックスタイルの Margaux で、 端正で精妙な味わいの中には哲学の本でも読み終わったときのような シリアスな気持ちに誘う。  本日の白眉は79' で海のように穏やかで官能的なブケと しなやかで豊満なフルーツを持ち、熟成の高原部を疾駆する Margaux といえよう。
 また、'89 '90 には10年後にもう一度、お目にかかりたいと思い、 '80(MG)の下の部分は、ブルゴーニュのように、しなやかで絶品であった。
 
 
Copyright 2001, Masao Yamada
All Rights Reserved.