GT4 快適プレイを目指して2


05/3/10
  マルチ画面の環境が実現したものの、ハンコンは GT-Force改 のままの状態が続いていた。
(GT-Force Pro 購入資金がない...。)

しかし、ひょんなことから GT-Force Pro を格安入手!(いきさつは 2005/2/13 ひとりごと 参照)

  早速 GT-Force改 と交換して走ってみる。
フィーリング的には大差はないが、さすが新型。カッチリ感が違う。(ハンドル軸のベアリング支持はGood!)
2万円近くもする値段に納得した次第。

  コーナーに入ると、ん? フィードバックは期待したほど大きくない。
ニュルを一周走ってから、設定を確認すると、50%に減らされていたようである。(中古品だけのことはある。)
マニュアルを見ながら100%にすると こりゃすごい!
軟派な実用ファミリーセダンのクルクルとしたハンドリングよりも、はるかに ハード です。(笑)
(しっかりしたコックピットでなければ、フィードバックを減らさないとまともな運転ができないですね。)

  しかし、走っているうちにやっぱり違和感がある。それは「右側シフト」
GT-Force Proには、標準でシフトレバーが付いてくる。(パドルシフトの事ではない)
GT-Force の時にはシフトレバーがなく、外付けシフトを自作しいた。
GT-Force Pro では、標準になったまでは喜ばしいが、いかんせん「右側」

開発元及びメインターゲット(市場)が、左ハンドル車の外国だからというのは理解できるが、どうしても日本人である私には馴染まない。(私だけ?)
もっとも、右シフトに慣れたとしても外車を運転する機会は、今後ほとんどないと思ふ...。(しがないサラリーマン)

そこで、新しくシフトの作成に着手する事にした。
GT-Force改 で作成したシフトの移植は簡単であるが、対戦用に温存する。)

  で、シフトの構想を練るためにネットを徘徊する。
GT-Force Pro は発売されて既に1年以上経つが、ネットで見かける後づけのシフトは電気仕掛けのものばかり。
(中でもジョイスティックを使ったものが多い。← 取っ付きやすい)

しかし、せっかく作るのだから電気式シフトでは、安直過ぎて面白くない。
また、せっかくGT-Force Pro 標準でついているものを使わない手はない。(もったいない。貧乏性?)

、いうわけで 「マリオネット・シフト」 の作成計画がスタートしたのである。

(開発コードネーム「マリオ」



  古くは、1996年にPC用として購入した トラストマスター「T2」のハンコンを購入した時からのアイディアがあったが、いきなり完成度の高いものは無理なので、試作型(簡易型)を作る事としてホームセンターをウロウロ。
予算もあまりないので、アイディアを練って作る事にする。

コンセプトは 「シンプル・チープ・サプライズ!」(^^ゞ

何はなくともベース(土台)となる板 シフトの骨格となる部品 予算低減のためのガチャガチャの入れ物(笑)
  で、ホームセンターで購入したのが、シフトベースとなる板、各棒。 シフト骨格のためのボルト・ナット類。
シフトノブ用として「ガチャガチャ」「ガチャポン」の空きケース(無料!(^^ゞ)
(↑の写真は、クリックで大きくなります。)

シフト骨格の分解写真
  シフト骨格・中核となる部分は、耐久性・簡易性を考え必然的にこの構造。

別名「現物合わせ・ひらめき構造!」(もちろん、コストも押さえるため。)



スムーズに動くように調整します
  もともと、汎用の部品の寄せ集めであるが、ここまで組み立てるとカンの鋭い人は分かりますね。(笑)

締めるべき所はしっかり、可動部する部分はガタを押さえつつスムーズに動くように「ダブルナット」にしてクリアランスを調整して固定。



この左側に設置します
  次は、設置場所の確保。

GT-Force改 用に作成したシフトを取り去り場所を確保。
(拡張を考えて作った設計で助かりました。← たまたまの偶然?(笑))



こんな感じ?
  こんな感じで、シフトベースの板を設置、簡易万力で固定する方法に決定!

半固定なので位置変更、取り外しが楽になります。



角棒を切り出して、土台を加工
  いよいよ、シフトの製作に入ります。

シフトのストロークを考えた上で、シフト本体場所を慎重に決め、ドリルで縦長の穴をあけます。

次にシフト中立復帰用の角棒を切断します。



シフト中立用の輪ゴムを引っかける部分の加工
  スライドガイドの各棒を固定して、シフト復帰用の「ゴム輪」を引っかける溝を掘ります。

「ゴム輪」は暫定仕様ですが、バネレートの調整、メンテナンスが楽です。

もちろん、低コストという点では群を抜いています!(笑)



切った角棒を固定
  シフトベースに木ネジで左右のスライドガイド棒を、皿木ネジで固定します。

この時、中央のスライドする棒に厚紙を挟んでクリアランスを確保しながら、固定します。



落ちないようにフタ
  シフト中立用のスライド角棒の脱落防止に「フタ」をします。
(安い部品ばかりですね。(^^ゞ)

一本の角棒を切断して作っただけなので、スライド角棒のフタにあたる面をサンドペーパーで削りスムーズに動くように調整を行います。



邪魔になる部分をカット
  シフトベースユニット装着でじゃまな部分をカット。

金ノコでギコギコ...。



ベースに合体!
  シフトベースに装着です。

このアングルからの写真で、構造が分かって頂けるはずです。
輪ゴムもセットしてあるので、この本数でバネレートの調整が可能。

スライドする角棒の両脇に「マイクロスイッチ」を設置すれば電気式シフトに簡単に対応できる構造です。

シフトノブ装着!(笑)
  シフトノブ(ガチャガチャ容器)を装着して、シフト本体の完成です!


マリオネット・シフトたる部品
  シフト製作と平行して、オーダーしておいた部品が届きました。

「マリオ」を製作するにあたっての キモ となる部品です。

15年ほど前までは国産でも作られていたパーツですが、今では廃盤商品で近くのショップには在庫がなく、入手不可能との事。


構造そのものは、中空パイプの組み合わせ   学生の頃、公私ともに大変お世話になったショップに問い合せるとあっさり
「国産品はないけど、同等の輸入物ならあるよ!」 の返事。
 
さすが、プロショップ! お店は → こちら  または  こちら です。
(通信販売も取り扱っています。)
 
このパーツはもともと、RC飛行機やヘリコプターに使われる部品で「フレキシブル・ロッド」「PPロッド」と呼ばれるものです。
ワイヤーと違って一本で「押す・引く」の動作が可能です。

動作を揃えるための延長部品作成
  作成したシフト上部からのリンケージでは、シフトの動作が になります。
そこで、リンケージ用の部品を作成します。

シフトの部品に合わせて、リューター(ドレメル)で加工。
(現物合わせ)



装着!
  こんな感じで取り付けます。
これで、動作(ストローク)が逆になります。



で、一通り完成したが...   ロッドガイド(アウターチューブ)をシフト本体、GT-Force Pro シフト側の設置したガイドの双方にしっかり固定して完成です!

構造の考え自体は、自転車のブレーキワイヤーと同じです。
  早速、動かしてみますが うまく動きません。
負荷を与えない状態では、遠隔操作側のストロークが十分なはずですが、GT-Force Pro 側のシフト自体の抵抗(バネ)の分で実質的なロッドのストロークが 半減
(引く場合はともかく、押す場合ロッド全体が歪みます。)

う〜ん、ここまで順調に進んできただけにちょっと落ち込んでしまいました。


ストローク見直しのため延長・改良 GT-ForcePRO シフト部分アップ
  気を取り直し、構造を見直します。

歪んでストロークが減るのであれば、その分を見越してストロークを増やす事にします。
シフトの構造を一部見直しして、シフト本体のリンケージ用の部品を延長します。(つぎはぎだらけに...。)

また、GT-ForcePro 側のリンケージも見直して、入手したガチャガチャの容器を使って、簡単に取り外せるようにしました。(ちょうど直径50mmの容器があり、サイズがどんぴしゃ!)

サイズがぴったりで、かぶせるだけGT-ForcePro側はOK!(まさにジャストフィット!)
きつめの取付部分をいじれば(こじれば)、多少のストローク変更可能。(笑)
↑2枚の写真をクリックすると大きくなります。

調整を行ってやっと完成! 別アングルより
  フレキシブルロッドを一旦分解してスムーズに動くように研磨作業の後、セラミックグリスを薄く塗り込み、ストロークの微調整を行うと操作フィーリングが格段に向上!
初代MR2のワイヤーリンケージシフトに例えると、中古車と新車のような違いです。(笑)
(ガタが出た初代MR2のシフトフィールは悪かった...。)

 ということで、やっと「マリオ」の完成です!
↑2枚の写真をクリックすると大きくなります。(作業途中なので床は見ないで下さい。(^^ゞ)

文章・写真だけではわかりにくいかと思いますので、"動作確認の動画" ← クリックすると動画が見れます。
見て頂ければ「マリオネット」たる部分が分かるかと思います。

  その後、ニュルを10周ほど走りましたが、シフト自体の耐久性は問題ないようです。
しかし、ガチャガチャシフトノブの強度がちょっと怪しいので、強化予定...。(汗)

  今回のコストですが、シフト本体は 約\500、フレキシブルロッドが送料込みで \750ほど。
細かいパーツを入れても \1500 もあればできちゃいます。

  シフト本体は簡単にできる事を考慮したので、「輪ゴム」をスプリングに置き換え、マイクロスイッチを追加すれば、電気式シフトにも応用ができます。

ジョイスティックベースの次は、フルスクラッチ・カスタムシフト はいかがでしょうか?


写真追加補足(05/7/1)

追加スナップ1 追加スナップ1 追加スナップ1
モニタを一時的に変更したので、スナップを追加しました。
(クリックで写真が大きくなります。)


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