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| ○発掘で見つかった土器や石器はだれのもの? |
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A.見つかった土器や石器などの遺物を埋蔵文化財と呼びますが、これらは遺跡のある県のものとなります。
発掘調査で土器や石器が出てくると、調査を行った機関は県の教育委員会と警察署に届け出ます。警察署に届けるのは、埋蔵文化財が法律上は落とし物として扱われるからです。落とした人(つまり縄文土器の場合は縄文人!)は亡くなっている場合がほとんどですので、埋蔵文化財保護法や遺失物法(いしつぶつほう)といった法律上の手続きをして、埋蔵文化財と認められ、県民みんなの財産となります。
埋蔵文化財センターでは、収蔵庫に土器や石器などを保管していますが、これらはしまっておくだけでなく、学校の授業や博物館の展示などでどんどん活用したいものですね。 |
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| ○土器の時代はどのようにしてわかるのですか? |
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「地層の違いがわかるかな?
下から順にたまっていくんだよ。」 |
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A.土器にも洋服や自動車の形や色のように流行があります。時代によって器の形や模様の付け方に違いが
あり、時代ごとの共通した特徴を「型式」(けいしき)と呼びますが、このままでは、どの型式が古いのか、 新しいのか、わかりません。
これらを明らかにしてくれるのが地層です。
土はふつう、下から上に順に積もります。上の地層の方が下の地層より新しく、地層に含まれてているもの(土器など)も同じように考えることができます。こうして確認されたいろいろな事実をたくさん組み合わせることによって、ほとんどの土器型式の順序がわかりました。
ただし、型式と地層だけではどちらがより古いかということしかわかりません。
「いまから何年前の土器か」は、同じ地層に含まれている「年代が明らかなもの」から知るのです。たとえば炭は科学的な分析によって、今から何年前のものかわかります。そこで、炭と一緒にでてきた土器も同じ年代と考えることができ、それと同じ特徴を持つ土器(型式)もその時代のものとわかります。
このようにして、考古学者は土器の特徴を見ただけで、それが何年前の土器か言えるようになるのです。 |
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(※画像をクリックすると拡大します)
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| 山内清男「所謂亀ケ岡式土器の分布と縄紋式土器の終末」1930より抜粋 |
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「縄文時代晩期(約2,300〜3,000年前)の土器のうつりかわりです。左から右へ行くほど新しい土器だということが、でてきた地層からわかったんだよ。」 |
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A.発掘調査の目的は、昔の人々のくらしや文化を明らかにすることです。
発掘調査では、ピラミッドや古墳など昔の王様のお墓から宝物が見つかることもありますが、「宝さがし」が目的なのではありません。
昔の人々のくらしや文化を知るためには、土の中から発掘されて出てくるどんなにつまらなく見えるものでも大切な資料となります。
ですから、昔の人のゴミ捨て場だって、私たちには「小判」に負けないくらいの宝の山に見えるのです。 |
| 貝塚から見つかった貝殻や獣の骨。これらは昔の人が捨てたゴミですが、当時の環境や食べ物など人々のくらしを知るための貴重な資料(宝)の山です。 |
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| ○どうして、ここが遺跡だとわかったのですか? |
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A.畑を耕しているときに、土器や石器が出てきたたため、遺跡だとわかる場合がほとんどです。
また専門家が、地形(人が住みやすそうな場所)から遺跡がありそうだと推測し、ためしに掘ってみて遺跡だとわかった場合もあります。
新しく発見された遺跡は、県の遺跡台帳にすべて登録されます。現在、岩手県では1万か所以上の遺跡が登録されていますが、毎年数十か所以上が新しく発見されています。
みなさんも土器や石器などを発見したら、もよりの市町村教育委員会に教えてください。 |
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| ○児童生徒が発掘調査を体験することができますか? |
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| A.もちろんできます。
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| 発掘体験の様子 |
ご相談はまず、先生から電話でセンター普及資料室へ。
詳しくはこちらをご覧ください
→遺跡見学・体験学習
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