餅の雑学第2段。キミは餅のこと、どれくらい知っているかな?

餅の語源
_ 古くは粘りのある飯という意味で「モチヒ」又は「モチイヒ」と呼んでいたことからきたという説。
_ 腹にもたれるという意味の持飯(餅いい)
` 携帯に便利であるから持飯。

赤飯 小豆と餅米を混ぜて蒸し上げるお赤飯。
日本人の祝い事にはかかせないもの。
しかし、その昔葬式などの凶事にはお赤飯が用いられていた。これは赤い色が魔力を秘め不幸の厄払いをするという解釈から。

ウス VS キネ  日本人は古くから人間の霊魂と穀物の霊魂を渾然一体として意識し、穀霊の造形物である餅を食べることによって、霊魂の再生をはかろうとした。
 その餅を調製する用具である臼と杵は神聖なもので、ある種の呪力をもつものと考えていた。
 したがって、臼や杵には多くの俗信や儀礼をともなっている。
 一般に農家では土間の大黒柱のそばにおいて大切に扱い、家を新築したときはまず臼を運び込む。また火事にあったときなどは、いちばん先に臼を運び出した。

うさぎと餅つきの関係  月の表面は、いろいろなものの形に見たてられてきたのは今さらいうまでもないが、古代インドの昔話に月のうさぎが現われていることから、その古さがうかがい知れる。
 ヨーロッパでもかつては、月とうさぎとが今よりもっと密接な関係にあったらしい。
 お隣りの中国では月うさぎは仙薬をついている。うさぎが餅をついているとしたのは日本人である。

インターナショナルに餠!
_ ミャンマー(ビルマ):
餅米を用い手で丸めた丸餅や伸ばした伸ばし餅がある。この国ではほとんど赤米で作られ白い餅は少ない。その他に臼に入れてついたもので、杵でつくたびに手水のかわりにハチミツ入りのピーナッツ油を混ぜ、つき上がった餅に黒砂糖の様なものを入れただんご状の物など。
_ アフリカ(ギニア):
日本と同じように臼と杵を使って餅を作るが、材料はヤムイモとプランタインと呼ばれる無味の食用バナナ。ヤムイモをゆでてバナナと一緒に臼と杵でつき、できあがった物をスープで食べる。見かけは日本の餅と同じだが、コシがなくやわらかな口当たり。


ことわざ辞典
_ 棚からぼた餅:
思いがけない幸福にであう。略して「たなぼた」。
「ぼた餅でほうを叩かれる」と激しいものもあれば、 「運は天にあり、ぼた餅は棚にあり」というのんびり派も。
_ 餅は餅屋:
物ごとにはそれぞれの専門家があり、素人の及ぶところではない。
「餅屋は餅屋」専門家尊重の精神が日本人独持の職人気質を生んだ。

これも餅米?
  餅米を主原料としているもの
_ 味醂(みりん):
室町時代から庶民に愛用されていたようだ。
蒸した餅米と米の麹を混ぜ焼酎を合わせて約2ヶ月熟成する。搾り粕をとって作るがさらに1ヶ月ねかせる。味醂の甘い搾り粕は江戸時代から「こぼれ梅」と言う名でそのまま子供や女性のおやつになり京都ではごく最近まで縁日などで売られていたという。  
_ 白酒:
江戸初期からあるもろみごとすりつぶした甘い濁った白い酒。蒸した餅米と麹に、焼酎か味醂を混ぜて一週間ねかせる。熟成した酒を石臼で挽くところに特徴。

神と餅 昔、餅は単なる食べ物というより、神聖な霊力をもつものとして精神的価値、特別な存在として扱われてきた。
例えばお正月に飾る鏡餅は神様と人を仲介するもので、1年間の幸せを願うハレの日に神前に捧げた餅を皆で分け合って食べる。これは日本の、生活を取り巻くあらゆる物に神が宿るとする物に感謝したりいつくしんだりする特有の文化を大前提に、神様から祝福を受けようという信仰、文化の名残り。