ウエアー一般的に寒いのですが、昼と夜では気温差がありますので、結構考えものです。俺が持っていったウエアー類は、冬物のツーリングジャケット(RSタイチ LDツーリング)、フリース、オーバーパンツ、モトクロスジャージ、モトクロスパンツ。天候を見て何回か着替えました。モトパンは2着必要です!泥まみれになりますので。他の人は、オーバーパンツの代わりにゴアタイツやゴアソックスを着けていました。ま、個人差があるので。
タイヤチューブレスタイプのセローや、もともと選択肢の無いジェベルを除けば、標準タイヤで参加しているマシンはほとんど無く、トレールタイヤが一般的です。一番多かったのはミシュランのT63でした。ま、パリダカとか過酷なラリーで実績のあるミシュランデザートのフィードバックを受けたタイヤなので、それだけ信頼性が高いということでしょう。実は、オレも出発直前までT63を履いていました。どういうわけか、ED660で参加になってしまいましたが・・・。で、このタイヤで岩手→新潟自走ですから、ラリーが始まる前に一番おいしいタイヤのカドが取れちゃったわけです。スペアタイヤを持ってきた人はほんの数人でした。だいたいにして、毎日帰りが遅くなってしまうので、換えているだけの余裕は無いと思います。5日目なんて、タイヤはもうボロボロになっていてこれでマディとなると散々な目に遭いますので、理想としては換えたいところなのですが。ちなみに、#19アフリカツインの小泉少年はミシュランデザートでした!モノホン!!
またヘビーチューブ+パンク防止剤(スライム)はパンク防止に絶大な効果を発揮します。とにかくロシアの道路事情は悪く、舗装路・ダート共に穴やガレ場などなど、ものすごい状態です。道路脇ではパンク修理する車が目立ちますし、3日目以降はエントラントもパンクの餌食になっていました。工具一式持って走ることになっていますが、出来ればお世話にはなりたくないところです。もたもたしていると日も暮れますので。オレのタイヤも3日目に2cm程の釘を刺してしまいましたが、この装備のおかげでパンクしないで済みました。
マップホルダー操作しやすい、マップの付け替えが簡単、防水がしっかりしている、ライトが付いている、これが最高の条件です。俺の使ったアチェルビスのマップホルダーはこれをすべて満たしていません!とにかく、きつくて回らない、蓋が外れない、ゴムパッキンがついているのにすぐ浸水する、ライトが無いのでナイトランには向かない・・・。高かった割には一番役に立たなかった装備でした。
ハンドガードとにかくコケまくります。レバーの破損&怪我の防止のためには装備したほうが良いです。激しい転倒もあるのでバークバスター付きをお勧めします。アチェルビスのバークバスター無しモデルを豪快に割ってしまったマシンがありました。標準のナックルガードでは心配です。
ミラーコケれば割れます。船積みも荒いので割れます。どうせラリー中は見ないのですが、これもレギュレーションなので。可倒式が便利そうでした。ちなみに、俺の場合、初日で左右ともに割れて使い物にならなくなりました。
タイダウンベルト船積み用に用意することになっていますが、マディの脱出にも絶大な威力を発揮します。ビッグバイクはこれが命綱になっていました。
バイクカバーバイクは甲板に積まれますので、日本海の潮風にやられます。バイクの事を考えるのなら絶対に必要です。帰ってからばらすからいいやというひとは別ですけど。
プラグ予備は必ず数本持っていきましょう。水没もありますし、プラグがガソリンに合わない可能性もあります。DRには1本1600円もするVプラグをつけていったのですが、ロシアのガソリンには余り良くないって言われました。
ゴーグル予備のレンズは持っていきましょう。ものすごい砂埃や泥ですぐ使い物にならなくなります。ロールオフやティアオフもいいですけど、長丁場なのですぐなくなっちゃいますね。
オイル過酷な走りをするので、普段よりは良いものを入れていきましょう。俺は通常カストロールの800円/リットルの安オイルなのですが、今回は2200円/リットルという最高級オイルにしてみました。あと、予備のオイルも1缶ほしいです。というのも、川渡りで水没し運悪くオイルに水が混じってしまうと、オイルがマヨネーズになってしまいますので。2stは走行距離からいって2stオイルも確実に必要ですね。
エアクリーナー結構盲点です。毎日砂埃の中走りますので、すぐ目詰まりします。湿式ならガソリンで洗浄する(本当なら良くないんだけど)こともできますが、予備とクリーナーはあったほうが良いです。特に乾式の方、忘れずに。
ケミカルこれも盲点です。マシンが汚れるのは仕方ないので、そちらのほうは気にしないとして、チェーンルブ。オレは持っていかなかったために、毎日同室の方にいただきました。これも、砂埃が凄いためです。また低いギヤででガンガン回したり、ストップ&ゴーを繰り返したりしますので、チェーンものびのびになります。チェーンはこまめに見てやりましょう。
傷薬等もレギュレーションで携帯が義務付けられています。あとは酔い止め。とにかく揺れる船です。ここの所、小さなフェリーで旅することもあり船には自信があったのですが、全然話になりませんでした。とにかく、ほとんどのエントラントが船酔いに苦しめられましたので。
レギュレーションの「水2L」は実は傷口洗浄用です。みんな飲料用だと思ったらしく、大量に持ちこんでいた人もいました。飲料水はスポンサーのコカ・コーラ社からミネラルウオーター5本、アクエリアス7本が提供されます。また、ランチパックにはロシア製のファンタもしくはスプライトが1本つきます。ま、何があるかわからないので日本からある程度は買っていくことをお勧めします。俺の場合、1日2本と決めていたのですが、ラリー中にがぶがぶ飲むので苦労しました。
バンダナ毎日ものすごい砂埃と寒さに悩まされますので、マスク代わりに。そういや、バイザー付きのメットなら便利だったかも。
シール
ステッカー
がきんちょたちに配る必須アイテム!
がきんちょたちに配る必須アイテムU!
カップ麺船の飯に飽きたらこれしかないでしょ!箸とともに大量に持ち込むことをお勧めします
サンダル船内移動用の最終兵器。靴は面倒です。濡れた足でうろつくことが多いですしね。
セロテープ
&ガムテープ
セロテープはマップの作成用。大量に使います。ケチるとすぐ破れます。ガムテープは補修用とメモ用。基本的にコースの変更は朝のブリーフィングで発表されますので、ガムテープにCPの情報なんかを書いて、タンクに貼ると便利です。
マジックメモ用。サイン用(こっちがメイン??)。


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